我が家も防災という視点で点検してみると、家具の転倒を防止する策を講じていないのが3か所。
正直面倒だし、大丈夫だろうという感じで放置してきたのだが、先月の静岡での震度6強の揺れに対し被害が少なかったのは、大きな揺れに対する対策を講じてきたからだということを知り、これを機にきちんと壁に固定しようかなと思ってます。(対応遅っ!)
先月11日に起きた静岡での地震。
携帯のエリアメールで緊急地震速報が届いていました。時間は午前5時7分。このときは枕元に携帯を置いていなかったため、速報を知ることができなかったので、揺れによって目が覚めました。
後で緊急地震速報がメールで届いているのを知って、以後枕元に置いておくことにしました。
続いて25日午前6時37分に緊急地震速報が届きました。
これは後で誤報だと知りましたが、携帯からサイレンが鳴り、寝ぼけ眼でメールを読んで、地震が来ることを知り飛び起きました。
寝ていた3階から先に起きて1階の洗面所にいた妻に大きな声で「緊急地震速報が来た!!」と叫びました。
洗面所で水を流していた妻はよく聞こえなかったらしく、のんきな感じで「なに〜?」
その間たぶん1分位のやり取り。
その時炊飯器のIHが活発に動いている音が耳に残っています。
炊飯器は電気だし大丈夫だろうと思い、1階に下りて地震が来るということを妻に伝え、そろそろ来るか?いや待てよもうとっくに来てもいいころだな?あれ来ないね?・・・
11日の地震で、緊急地震速報が流れて静岡で揺れるまで1秒。関東でも20秒程度だということですから、実際何ができるかと言えば本当に大したことはできないのだということが分かります。
近くに机などがあれば下にもぐることもできますが、そうでなければきっとおろおろしながら強い揺れに構えるくらいしかできないと思います。
ということは、少なくても家の中は揺れに対して安全な状態にしておく必要があるのだと改めて感じます。
25日の誤報で気象庁の人が涙ぐみながら誤っていましたが、少なくても私にとっては良い経験になりました。
いつかは必ず大地震が来るのですから。