2009年11月20日

使い勝手のいいベランダ・バルコニー

091120.JPG家づくり情報webマガジンに、イエマガサポーター89人によるベランダに関するアンケート記事が出ています。

アンケートは広く一般的なものの考えを知ることができるという点で非常に有効です。そういう意味でイエマガはとても参考になるサイトです。

タイトルのベランダについて。
まず、うんちくじゃないんですがベランダとバルコニー、間違って表現しているケースがよくあります。
屋根が付いているのがベランダで、屋根なしがバルコニー、1階にあるのがテラス。。。まあ、あまり重要じゃないんですけど。

さて、記事を読んでみると、オーダーのベストスリーは、
1位:奥行きが広い
2位:布団・洗濯物が干しやすい
3位:水栓・コンセントをつけること
とあります。

逆に使い勝手の悪かったところとして
1位:奥行きが狭い
2位:屋根との関係
3位:防水対策
となっています。

男のロマンからいえば、ベランダでBBQがしたいとか、テーブル出してビールでも飲みたい。みたいな「敢えて言えば」非現実的な夢を語ってしまいがちですが、主婦にとってベランダは家事の主戦場の一つ、全くと言っていいほど価値観が違います。

ですから、建築士の立場からベランダを考える場合、家事としての使い勝手は重要で、動きやすい奥行きである有効1.2m以上の奥行きと、家族の布団を干せる巾もポイントになってきます。

木造の場合、バルコニーのはね出しは下の階の壁心より90センチ程度です。下の階と上の階の外壁が重なっている場合、バルコニーのはね出しは90センチとなり、奥行きの有効寸法は壁厚にもよりますが75センチ程度、ちょうど廊下の幅と同じ位です。
布団干しには良くても、洗濯物は干すと、動きにくいことになります。
それじゃあどうすればいいかというと、下の階より上の階の壁を内側に下げればいいんです。下げた分だけベランダの奥行きが増えるということになります。

プランニング段階で部屋の大きさにこだわり過ぎるとベランダの大きさに制限を受けるので注意が必要です。

それから水栓・コンセントをつけることについて。
私はこの2点もプランニング打合せのときは必ず聞いていますね。
水栓はバルコニーと窓の掃除に活躍しますし、電源はクリスマスのイルミネーションなどに活躍しますね。
水栓は流し付きのものもありますが、個人的には蛇口だけ付けて、そこにホースをつけて利用するのが便利だと思っています。
その両方兼ねられるものもありますが、ちょっと大げさですかね。

あと、アンケートでは外観にマッチちたものとして、木製のベランダがいいというものありました。
デザイン性やぬくもりを感じるというのがその理由です。
個人的にはあまりなじみがなかったのですが、そういう意見もわかる気がします。・・・そういえば、都筑区S邸は木製バルコニーです。

家事の主戦場であるベランダ・バルコニーですが、意匠的にも重要な要素のひとつです。手摺の素材やはね出し方など外観を決定する大きなポイントになってきます。
はね出し具合は、下の階の庇となるので、下の階の日当たりについても考慮する必要があります。
また、手摺は視線を遮る目隠しの役割もあるので、開放的に視線を遮るということも考える必要です。

ということで、設計的にはいろいろと考えることの多いベランダ・バルコニーであります。

画像は川崎市宮前区S邸の2階のプラン。
主寝室前ののバルコニー部分は約6帖の大きさ。3分の2が屋根ありで3分の1が屋根なしです。これだと日に当てることもできますし、ちょっとした雨でも屋根の下に干しておけます。ワイドは10mもあるのでたっぷり布団干しもできる必要十分なバルコニーです。

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posted by クリエ at 10:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 計画・意匠・デザイン

2009年11月18日

川崎市宮前区 S邸 その4

0911182.JPG091118.JPG断熱材について。

このS邸の断熱材は、1階の床は旭化成のネオマフォーム(厚み40mm)を敷きこみ、壁と屋根はBASF INOAC ポリウレタン株式会社のフォームライトSLという現場発泡ウレタンフォームを壁部分90mm、屋根150mm吹き込みました。

ネオマフォームもいろいろ特徴がありますが、今日はウレタンフォームについて。

このウレタンフォーム、どんなものかというと、身近なものでは低反発のクッションや枕と同じものです。簡単に言うとスポンジですね。

AとBの二つの液体をノズルから吹出しながら混合することで約100倍に膨れ上がり、スポンジ状になるというもので、膨れ上がる速度も速く、あっという間にモコモコと盛り上がってきます。

この製品の特徴を製品HPから引用すると、
・環境にやさしい
・低コスト
・高気密高断熱
・長寿命
・省エネルギー
・すぐれた音響効果
となっています。

性能は厚みに比例するので、使い方次第ですが、私が思うにこの断熱材の最大の特徴は現場で液体を吹き付けることで出来る隙間のない施行だと思っています。
どんなに狭いところでも、ブワッと吹いてモコモコすれば断熱材の充填ができるのは、繊維系断熱材では不可能。特に枠組壁工法の場合、狭い隙間が多々あるのでその効果は抜群だと思います。

結構ほれ込んでいる断熱材ではありますが、欠点もあります。
それは連続気泡であるため湿気を通しやすいこと。
本来壁の構成として、室内側から外部へと透湿抵抗を下げていくのが良いとされています。この断熱材は透湿抵抗が低いため、外壁を通気工法としない場合、壁内部の結露を防ぐため、室内側に防湿シートを施工しなくてはなりません。

S邸では防湿シートの施工はせず、外壁通気によって湿気を外に放出するようにしています。そのことで壁内部に結露が起こらないことはシュミレーションで証明されているので安心です。壁は呼吸可能な状態となり、躯体の長寿命にも貢献します。

それからあえて欠点として挙げると、現場でゴミが出ること。
現場で発泡するため、はみ出たモコモコを削り取るそのゴミが結構出ます。環境に良いと言っていても、これはちょっとどうかなと・・・。壁厚に対して吹き厚が少なければ削り取る量は減りますが、壁厚いっぱいに吹けば断熱性のは上がるけどごみは増えます。
ゴミの再利用化をしているのか分かりませんが、そうでもしないと頂けない点ではありますね。

写真はS邸の小屋裏。
垂木はツーバイエイト(184mmx38mm)で通気用の段ボール(通気クン)を張り付けてから垂木いっぱいに吹き付けてます。
設計上の厚みは150mmですが、実際は160mm以上ありますね。壁も実際は薄いところでも120mm以上ありそうです。

アップで見るとモコモコ具合がよく分かります。指で押すと結構固く組成が同じと言われる低反発クッションとは全く違う感じです。

詳しいことはフォームライトのHPをご覧ください。
モコモコ動画も見ることができます。(→こちら

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posted by クリエ at 10:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 川崎市宮前区 S邸

2009年11月17日

マニー・パッキャオvsミゲール・コット

091117.JPG14日、ラスベガスで行われたマニー・パッキャオとミゲール・コットとのWBO世界ウェルター級王座戦。

ボクシングを好んでみる方ではないのですが、フィリピンの英雄パックマンの試合はとても面白い。
スポーツなので筋書きはないはずだが、まるでアクション映画でヒーローがちゃんと勝つみたいに試合を運んでしまう。そんな圧倒的強さのパックマンだった。

対戦相手のコットは決して弱い相手でもないし、調子も悪くなさそうだったのに、鉄壁ブロックを正確なパンチで打ち崩し、終始試合をコントロールしていた。PFP(パウンド・フォー・パウンド)の称号に相応しい試合だった。

フィリピンでは昨年のデラホーヤ戦のテレビ視聴率はなんと98%を記録したらしいが、今回はどのくらいなんでしょうね。

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posted by クリエ at 09:10| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ

2009年11月16日

川崎市宮前区 S邸 その3

0911162.JPG091116.JPG換気について。

一般的に、在来工法の建物全体の隙間は床面積1uあたり約5ヘイホウセンチメートルあると言われています。つまり100uの家では500ヘイホウセンチメートルの隙間・・・というか、わかりやくす言うと22p角の窓が全開になっているという状態です。
ちなみにこの隙間というのは、床や壁、天井といったところでの隙間のことで、サッシの排水のための隙間や換気扇の開口などは含ま無い数値です。

在来工法の5ヘイホウセンチメートルという値が枠組み工法では約2ヘイホウセンチメートルになります。面で構成する構造上気密が良くなるためですね。100uの家では14pの窓が全開という状態になります。
このくらいの値だと一般に「気密住宅」と言われます。

開口の14p角も22p角もたいして違わないのでは?と思われるかもしれませんが、熱量の出入りが違うので、温熱環境的には大きな差となってきます。

S邸の場合は断熱に現場発泡ウレタンフォームを用いて気密性をさらに上げているので、おおむね相当隙間面積は1ヘイホウセンチメートル位です。
かなりの高気密住宅となるので、第3種換気でも十分いけるはずですが、ここではさらに快適性と省エネルギー性を求めて、熱交換換気システムを採用しました。

熱交換換気とは、排気と給気を同時に一台の機械で行い、その中で空気の熱を交換し暖冷房効果を損ないにくい換気システムのこと。
例えば図のように、室温20度、外気温0度の場合、外気を取り入れても熱交換によって14度の温度まで高められています。このシステムがなければ0度の外気が入ってくるわけですから、かなり違うということが分かります。
室温のむらも少ないですし、暖冷房費の節約にもなります。

その他の特徴として、壁に直接穴を開ける換気ではなく、ダクトによる換気となるので、外と内との音が伝わりにくいというのがあります。世田谷区M邸では目黒線の音対策に用いました。
それから、フィルターの選択によっては空気清浄効果も期待できます。

私の家の換気は熱交換換気ではないので、冬は給気口からひんやりした外気が入り込み、夏はもわっとした外気が入り込み、その不快さもさることながら、暖冷房費にも響くわけで、もったいないなと思ったりしますが、熱交換換気にすればかなり違ってくるはずで、費用対効果も高くお勧めのシステムです。

その2で施主がうらやましいと書きましたが、この換気システムも「うらやましい」・・・ですね。
考えてみれば私自身が「これはいい」と思えるものをお勧めして採用してもらっているわけで、うらやましくなるのは当然なこと。
私自身がうらやましいと思える家作りにかかわられるというのはとても幸せなことだと改めて思う次第です。

画像はS邸に取り付けた換気システムと、パナソニックの気調換気扇のページより。

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posted by クリエ at 10:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 川崎市宮前区 S邸

2009年11月15日

新築そっくりさんのグッドデザインに思うこと

住友不動産の新築そっくりさんの「谷中の家」がグッドデザイン賞を受賞したという広告が出てました。

写真を見ると、これが住友不動産だから出来た、
「価格は建て替えの半額」
「引っ越し、仮住まい不要」
なのだろうか・・・。

まあ、そうじゃない場合も例外的にあるのだろうが、受賞した「谷中の家」もその例外中の例外であるのではと思うのです。

しかも、私の頭がどうにかなってしまったようで、どう見てもまるっきり建て替えた「新築」の家にしか見えないんですよね。。。

私の想像では、宣伝のために相当無理したんだろうと思いますが、これが「新築」を謳うならまだしも、「リフォーム」として謳っていることにとても違和感があるわけです。
新築そっくりさん「10の特徴」はクリアしているのでしょうか??
(興味がある方は「戸建て新築そっくりさん」のHPをご覧ください)

それから、エン・ジャパンという求人サイトには、新築そっくりさんの営業の求人欄があり、こんなことになっています。

固定給(月給25万円)+業績連動給
・・・業績連動給は本人が獲得した粗利益の10%〜25%
例として、1年間で契約件数が9件、粗利益が2700万円の場合、業績連動給は450万円です。とあります。

あくまで例えではありますが、1件の仕事が取れると300万円の荒利があるってことが分かります。

また、40坪の家なら840万円がベースで、1棟当たりの平均価格は1200万円と書かれていますから、1200万円のうち300万円が荒利ということですね。大雑把ですけど。

大手ではありますが、実際施工するのは地元の提携した工務店だったりします。
「やっぱり大手が安心、いくら経費がかかったっていいのよ」という方もいるだろうが、はたして賢い選択肢なのかなと思いますね。


クリエイションは開業して1年9か月ですが、縁あっていろんな工務店とのつながりが出来ています。
在来工法が得意な工務店。
枠組壁工法が得意な工務店。
RC造が得意な工務店。
リフォームや造作家具が得意な工務店。

クリエイションは、建築主が求めるものと作り手とのマッチングというのも役割の一つだと考えています。
新築・立替・リフォーム、いずれにしても初めに作り手側に相談すれば、作り手が得意とするやり方でやろうとするでしょう。
それが最適がどうかは別として。
そんなことのないように先ずは入口として建築士に相談するのが一番だと思います。

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posted by クリエ at 10:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 材料・商品・技術

2009年11月14日

川崎市宮前区 S邸 その2

0911142.JPG躯体について。

その1にも特徴として書いたように、この家は外壁となる躯体を通常ツーバイフォー(89ox38o)のところをツーバイシックス(140ox38o)で作っています。

写真でも一目瞭然、壁の厚みが全く違います。

壁の厚みが違ってなにがどうなるかというと、一番は断熱材が厚くできることです。
在来工法ですと、通常は3寸5分で105oの躯体厚で、繊維系の断熱材でもそこそこの性能が発揮できますが、ツーバイフォーでは89oと在来工法の85%の厚みしかなく、そこに比較的断熱性能が低い繊維系断熱材を入れると限界があります。
しかし、ツーバイシックスにすると在来工法では4寸の120oよりも厚い壁になるので、断熱材の選択肢が増えるわけです。

強度的には鉛直力の負担にゆとりが生まれることがメリットです。
この家は2階建なので、ツーバイフォーと比較して圧倒的なアドバンテージというものではないかもしれませんが、これが3階建てなら強度的なメリットは大きいかもしれません。

ツーバイフォーの躯体と比べると頑丈さとゆとりという点ではかなり違って見えます。

施主がちょっとうらやましくもありますね。

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posted by クリエ at 11:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 川崎市宮前区 S邸

2009年11月07日

町田市 S邸 その6

松井秀樹のワールドシリーズMVP!

日航、冬のボーナス全額カット!

来週はオバマ大統領も来ることだし、世の中いろいろ動いております。


さて、どうする、なにをしてるの、町田市S邸。
基礎の作り替え作業が進み、来週検査をします。
これが終われば、コンクリートの打設を残し、あとは通常の木造の工事となるので、ようやく流れができてきたような感じがします。

地階の部分は大きくハツリ、重ね継手で配筋をやり直さねばならず、施工は大変ですが、どうやるかが決まればこちらは一安心。・・・いやいや気を抜くと何が起きるか分からないぞ。


昨日、元請けKさんの下請けTさんが
「先日、瑕疵担保保険の窓口に行って打合せをしてきたが、保険は任意でいいと言われた」というので、おかしいな理屈がわからないと思い、その保険の担当者Wさんに問い合わせしてみました。

Wさんの話では、元請けのKさんが建設業登録業者でなく、施主のSさんとKさんとで請負契約を結ぶのであれば瑕疵担保責任保険の被保険者としての枠には入らないので「任意」となる、という説明をしたということ。

しかしわたしが、この工事は建設業登録業者でないとできない工事(工事規模が150u以上あるため)なんですけどいいんですか?それでKさんには建設業登録業者であるTさんを下請けにしてもらっていて、工事契約はT建設と結ばないと建設業法違反にならないですか?
そうなると保険は「義務」にならないですか?
そういうとWさんは「そうです。その通りです」といいました。
どうやら資料を全部持っているにもかかわらず工事規模のことを忘れていたようです。

なんだかものすごく心細くなってしまいました。。。

Wさんに保険は「義務」だということを確認してから、Tさんにそのことを伝えると、未登録業者がS邸のような工事をすることはそこら中横行しているし、保険も「任意」でいいんじゃないの?ということを言うので、恐ろしくなって、わたしは「法律違反は認められない、T建設がSさんと工事契約を結び、瑕疵担保責任保険にも入ってもらわないと困る。もしそうしないのであれば工事監理はできないので抜ける」といいました。
※保険ではなく本筋の供託金というのもありますが、この場合2000万円の金を供託する訳で、現実味がない。つまり保険という選択肢しかないのです。

なんだかとても心細いです。。。

むかしはTさんのような感覚の人はたくさんいましたが、いまもってTさんがそのような考えでいることに驚きと不安を隠せません。

何度も説明をしてあげているのに、KさんもTさんも理屈をきちんと理解しているのかわかりませんが、とりあえず瑕疵担保責任保険に加入の動きをとるようです。とりあえず良かった。

この先、この現場に光は射し込むのだろうか?

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posted by クリエ at 09:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 町田市 S邸

2009年11月03日

長期優良木造3階建てが「想定通り」倒壊

ケンプラッツより、表題の記事。(こちら

兵庫にある防災科学技術研究所で行われた実大振動実験で、長期優良住宅認定制度の条件を満たす耐震等級2の木造3階建てを基準法が想定する揺れの1.8倍で揺らしてみたというもの。
表題の「想定通り」とはこのくらい揺らせば壊れるだろう、というものだ。

注目すべきは、躯体が全く同じで柱脚柱頭の接合をしっかりとしたものと、それより接合が劣るものの2体を同時に揺らし、結果しっかりの方が倒壊、劣るのものが柱脚が外れ実質免震構造と変身し倒壊を逃れた。
これはきっと「想定外」だったに違いない。

基準法の想定する揺れの加速度は400ガルで、今回実験で揺らしたのは720ガル。近年起こった大地震はそれ以上の揺れもあったりしたので、決して過大な加振をしたわけではない。
それにもかかわらず倒壊した、それも基準法の1.44倍の耐震性能を確保したもので、というのは今の在来工法の地震に対する考え方が正しいのかどうか疑問符がつくことになるだろう。

しっかり接合したのにそれが仇で倒壊するなんて困惑そのものだ。
そもそも3階建ての木造では、点接合で耐震とする在来工法の限界を超えているのではないだろうか。
同じことを枠組壁工法でもやってもらいたいもの。
(たぶんいろんな力関係でやらないでしょうけど)

それにしても、耐震等級2の建物が起こりうる揺れで倒壊するというのはショッキングなわけで、早急な見直しが必要なんじゃないだろうか。

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posted by クリエ at 10:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 材料・商品・技術

2009年11月02日

太陽光発電買い取り制度開始

太陽光発電によって使いきれなかった電力の買い取りを電力会社に義務付ける制度が1日始まった。

買い取り価格も今までの倍の1キロワット時あたり48円。
これを電力会社は10年間続ける。

温暖化対策の一貫、しかもその効果の期待が高いだけに政策としての後押しも力強い。

市民レベルではどんな変化が起こるかと言うと、導入している家庭では概ね10年で設置費用の元が取れる。制度が変わらなければそれ以降は発電でお小遣いを稼げたりする。
逆に導入していない家庭では、ひと月100円位の負担増になるらしい。経済的には導入している家庭をそうでない家庭が支える形になる。10年間なら120ヵ月、12,000円負担する計算。

そう考えると、導入した方が圧倒的に得なような気がするが、どうだろうか。

新築の場合は導入を検討する価値は十分あるだろうし、既築の場合でも、日当たりがよく発電効率が高く、あと10年や20年建て替えする予定がなく、3キロワット以上のシステムが乗る屋根面(14畳程度)があるなら検討してみるのもいいのではないでしょうか。

一種流行りのようになって、悪質なセールスも横行するだろうし(現にあるようで)、注意も必要だが、国の後押しに乗っかるのも悪くないように思う。

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posted by クリエ at 09:23| Comment(0) | TrackBack(0) | エコ・環境・健康

2009年11月01日

F1ドライバーの年俸

091101.JPG最終戦アブダビGPを前に、アラビアン・ビジネスがF1ドライバーの年俸の試算を発表した。

それによると、最高金額はフェラーリのキミ・ライコネン。
推定年俸約41億円。これは全てのドライバーの年俸の実に35%を占めるもの。それにしても圧倒的なシェア。
キミと同じフェラーリのマッサは昨年ルイスとチャンピオン争いをして、キミ以上のパフォーマンスを見せたが、年俸はキミの5.6分の1にとどまっている。

昨年ドライバーズタイトルを獲得したマクラーレンのルイス・ハミルトンは全体2番目の約16億円。続いてルノーのフェルナンド・アロンソの約14億円となっている。
上位3人がチャンピオン経験者だ。

キミはフェラーリとの契約を1年残して離れることになるのだが、その場合でも41億円は支払われるということで何ともうらやましい限り。

面白半分で、年俸を獲得ポイントで割ってみました。
つまり1ポイント獲得するのにかかった値段と言うことになります。
計算によると、1ポイント当たりもっとも高価だったのはやはりキミ・ライコネン。なんと8500万円です。言い方を変えればもっとも費用対効果の悪いドライバーです。天下って高禄を食む役人みたいなものですね。。。

逆に、少ない報酬で頑張っちゃたのは、今年ドライバーズポイント3位(現時点)のバリチェロ。なんと1ポイントあたり125万円となり、キミの68分の1しかありません。

続くは今年タイトルを決めたバトンの506万円。
ブラウンGPのコストパフォーマンスの高さが光りますね。
コストパフォーマンスの良さと言えば、コンストラクターズで2位となったレッドブルの2人もなかなか良かった。

ちなみに全体では1ポイントあたり2000万円の価値。
高いか安いかは判断できませんが、この数字をキミ・ライコネンに当てはめれば9億6千万円の働きをしたことになるので、年俸の差額32億円余計に払ってしまった・・・みたいなことになるのでしょうかね。

一方、今年チャンピオンのバトンは17億8千万円の働きをし、バリチェロは14億4千万円の働きをしたことになる。スポンサーも増えてるし、コンストラクターズタイトルの賞金も大きいので、チームはますます潤うというもの。

バトンが初戦で勝利し「おとぎ話のようだ」と言ったのが、まさに1年を通して「現実」となったわけで、来年の展開も楽しみ。


※表記の年俸はあくまで「基本給」というものらしい。
実際はボーナスやスポンサーなどから2倍くらいの収入があるようで、トップの数人は大リーグ顔負けの高収入を得ていることになります。
ちなみにシューマッハが現役のときは150億円位の年収があったと記憶してます。年収ですよ!使い道を聞いてみたいものです。
posted by クリエ at 09:46| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ