2009年11月26日

住宅用火災警報器を設置しよう

091126.JPG住宅用火災警報器、法律により新築住宅で設置が義務つけられたのが平成18年の6月。

既存住宅は市町村の条例によって異なるので、すでに義務付けられたところから、川崎市のように平成23年6月とまだ先の地域もあります。

まだ先だからといって、そのままというよりは、家族の安全確保のために早めに設置したほうがよいでしょう。

かくいう私もよく行くスーパーで売っている火災警報器の値段を見て、安くなったら買おうと思っていて、先日普段は3800円で売っていたものが在庫処分ということで2600円で売り出していたので、これは底値だ!ということで3つ購入しました。

しかし、底値かと思いきや、ネットでは1つ2100円で売り出しているところもあるんですね。。。ちょっとびっくりです。

義務化になった平成18年当時は1万円からせいぜい8千円くらいしていたものが、いまでは3分の1から4分の1程度まで値下がりしていて需要と供給のバランスなのか、デフレの一環なのかわかりませんがずいぶん下がるものだと思いました。

それにしても、素朴な疑問として、なぜ市町村の条例で決められるのか、それが不思議です。しかも、法律では設置しなければならない場所に台所は入っていないのですが、条例で義務付けされている市町村もあり、結構対応がまちまち。
設計の仕事をしていて、初めての場所では消防署の予防課に問合せしたりしています。

また、火災警報器の設置に絡み詐欺や押し売りも横行しているようで注意が必要ですね。

設置場所など詳しくは政府広報オンラインで→こちら
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posted by クリエ at 09:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 法規・法令

2009年10月02日

瑕疵担保責任保険

091002.JPG昨日10月1日、
「特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律」
が施行されました。

これは平成19年5月30日に公布された「住宅瑕疵担保履行法」によるものです。

昨日施行されたといっても、この法律は10月1日以降引き渡されるものに関して適用となるので、実質的にはすでに対応していなければならず、開始されたというよりは経過したといった感じでしょうか。

中には10月1日引き渡しという条件を、10月1日以降の「着工でしょ」なんてのん気に構えてあわてている人もいるようです。そんな保険に入り損ねた「のん気組」も今回は救いの手を差し伸べていて「既着工住宅」として平成22年3月31日までに保険申し込みを受付けた住宅に限り保険に入ることができます。
詳しくは→こちら

実は、いままさに既着工住宅に関わる仕事をしてまして、これが結構すごい話になっています。この件についてはおいおい書いていきます。


ともあれ今まで「うちは自社保障ですから」と任意の第3者保険に加入していなかった業者もこれで強制的に保険に入らねばならず、消費者保護という観点ではよいことだと思います。

画像は国土交通省の消費者向けパンフより。

posted by クリエ at 09:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 法規・法令

2009年09月20日

住宅に関する減税、補助金

090920.JPG現在利用できる住宅に関する減税、補助金の類をおさらいしてみました。

・住宅ローン減税として
 一般(長期優良住宅以外の住宅)
 認定長期優良住宅
 バリアフリー改修促進税制
 省エネ改修促進税制

・耐震改修促進税制
・エコキュート導入補助金制度
・住宅・建築物高効率エネルギーシステム導入促進事業
・ガスエンジン給湯器導入支援補助金制度
・住宅用太陽光発電システム補助金制度
・太陽熱温水器設置補助金
・屋上緑化・壁面緑化補助金
・生ゴミ処理機購入補助金
・火災警報器設置費補助
・雨水貯水槽設置補助

・相続時精算課税制度

国、地方自治、民間ごっちゃですが、ざっと挙げ連ねてもこんな感じです。詳しく調べればもっとあるでしょね。
民主党政権もエコや耐震補強などのリフォームはプッシュするようなので、おそらくこれらは継続または拡大の方向かと予想されます。

これだけだとイメージが伝わりにくいので、わかりやすい説明としてダイケンの「リフォーム減税のすすめ」(サイトは→こちら)にモデルケースなども含めて掲載されているので参考までに。

携帯電話の料金プランに象徴されるように、世の中知らないと損することが多いように思えます。
住宅に関する減税・補助もその中の一つ。だいたいはメーカーの人が教えてくれたりしますが、設計者としても施主がこれらの恩恵を受け損ねることのないようにアンテナを伸ばしてないといけないですね。

posted by クリエ at 09:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 法規・法令

2009年09月12日

管理建築士講習

090912.JPG8日火曜日にみなとみらいのパシフィコ横浜で行われた管理建築士講習に行ってきました。

これは「耐震偽装問題」がきっかけで平成18年12月に建築士法改正されて、その中の新しい制度のひとつです。

建築設計業を営む者は建築士事務所を都道府県庁に登録しなくてはならず、建築士事務所には専任の管理建築士を置かねばなりません。今までは経験年数によって要件を満たせば管理建築士になれましたが、新しい制度では管理建築士講習を受けなければ管理建築士になれません。経過措置として法改正時点で管理建築士だった人は3年以内にこの講習を受ければよいということになっています。法の施行は平成20年11月28日ですから平成23年11月27日までに受ければよいということになります。

昨年の夏ごろから「みなし講習」と称して、講習が始まりました。初めは受講希望者が殺到して大変だということを聞いていたので、少し落ち着いてからと思い6月の募集をネットで見て申込、昨日の講習となったわけです。

肝心の講習は、A4サイズ200ページのテキストを講師がただひたすら読み上げる。読み上げる。そして読み上げる。。。
重要なポイントには予めアンダーラインが引かれてあり、さらに重要なところには太文字+アンダーラインで強調されていて、その部分は講習の最後に受ける終了考査(いわゆるテストのこと)に出るよと教えてくれます。

テキストの中身は広く浅くといったもので、
目次から引用すると

T 建築士法・その他関係法令に関する科目

 1 建築士事務所と法令
 2 構造計算書偽装問題等を受けた法令改正等の経緯
 3 建築士法
 4 建築基準法
 5 その他の法令

U 建築物の品質確保に関する科目

 1 建築士事務所の経営管理
 2 受託業務の管理
 3 業務に関する苦情と紛争の予防

・・・となっていて、これを5時間かけて「読み上げ」最後に1時間のテスト。
10時の受け付け開始から終了は19時。9時間の拘束は結構きついです。

今までなかったこの講習、広く浅くで「大変有益だった」というより「無いよりはましかな」位の内容でした。個人的には各論的に深く掘り下げた講習も別に設けてもいいのではないかという気もしますが。。。

ともあれ、ひとつ講習も受けたことだし、後は建築士講習を受けねば。。。
posted by クリエ at 09:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 法規・法令

2009年06月21日

長期優良住宅

先日6月4日に長期優良住宅の普及に関する法律が施行されました。

税の優遇や中小工務店の補助など促進に向けての政策がどこまで長期優良住宅の件数を伸ばすのか注目したいと思います。

認定の基準など細かいことは国土交通省のHPを参照するとして、全体的には性能表示制度からの流用も多く、取り組みやすい内容となっているのではないでしょうか。

今私が設計している住宅は長期優良住宅のスペックとほぼ同じなのですが、ローンの額が少ないなどで特例措置による恩恵も少ないことから、認定は受けませんでした。認定を目指したわけではなく、性能のいい家を目指したら自然と長期優良のスペックになったという感じでしょうか。
促進のための特例措置が終わっても「長期優良住宅」のスペックが当たり前になって良質な住宅が増えるといいなと思います。
posted by クリエ at 10:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 法規・法令

2008年08月28日

改悪建築士法となるのか

080828.JPG今年の11月28日から、改正建築士法が施工されます。

管理建築士のみなし講習も始まっていていますね。
都市部では定員オーバーで受講できない人もたくさんいるようです。

講習の最後に行われる試験ではカンニングをされるのを避けるために、数種類の試験問題を配布しているのだとか。
そこまで信用されていないのかと嘆く声も上がったほどで、この「改正」は建築士をどこへ連れて行くのでしょうか・・・。

どちらにしても、法律は法律。われわれは法に従い業務を行わねばならず、しっかりと対応しなければなりませんね。

それにしても、姉歯事件をきっかけに、建築業界ものすごいことになってます。

posted by クリエ at 09:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 法規・法令

2008年08月18日

住宅用火災報知機、設置してますか?

080818.JPG住宅用火災報知機の設置は、すでに新築住宅については平成18年6月1日から義務付けられています。
既存住宅については地域によって異なり、平成20年6月1日から23年6月1日までの間で義務化の期日が定められています。

ちなみに、ここ神奈川県では平成23年6月1日で、東京消防庁の管轄では平成22年4月1日、といった具合です。厳密にいえば、その前日までに設置する必要があるということですね。

我が家では、製品がもう少し安くならないかな、なんてのんきに構えていますが、本当は万日の際に活躍してもらうわけですから早く設置するほうがいいんですけどね・・・。

今ではホームセンターなどでも購入可能ですけど、その際の注意点として、報知機として性能基準を満たしたものはNSと書かれた6角形のマークと日本消防検定協会と書かれています。書かれていないものは購入しないほうがいいです。

詳しくは社団法人日本火災報知機工業会でチェックしてみてください。


オリンピックのこと。

女子マラソン。
あくまで個人種目である以上、本人のコンディションが悪ければどうにもならない。
土佐選手、今回は完走できる状態ではなかったのだと思う。
晴れの舞台、最後の舞台、出れるものなら這ってでも、と思う気持ちは分からないでもないが、なんだかとでも痛々しいし、それならば若手にチャンスを与えてもいいのではないかとさえ思ってしまう。
いい時もあれば、悪い時もあるさ、と割り切ることの難しい惨敗ぶりだったと思う。

それから、水泳男子メドレーリレー。
日本新記録で銅メダル、おめでとうございます。
レースの後、テレビ局でのインタビューでの疲れ切った様子が印象的でした。
試合への集中から解放され、力を出し切り、結果を出し、いわば「抜け殻状態」なわけで、気の毒にも思えるけれども、アスリートとしては至福の時なのでしょうね。
posted by クリエ at 09:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 法規・法令

2008年08月16日

省エネ・200年・2世帯にローン減税新設

国交省は来年度新たに省エネ住宅・200年住宅・2世帯住宅を対象に住宅ローンについて所得税の控除をする方針を固めたという。

住宅市場の冷え込みに対するテコ入れのということだが、現在のローン減税制度と違って、ターゲットが変わってきています。
テコ入れといっても、目的がはっきりしています。

ひとつは、次世代省エネ住宅をもっと普及させて、国の温暖化効果ガスの削減目標を達成しようとする試み。
もうひとつは、構造躯体を200年間(超長期)に亘り維持することによって、住宅の建築や維持にかかる負担を減らし、産業廃棄物を減らし環境負荷を低減するのが目的。
最後の2世帯住宅への対応は、ハウスメーカーからの、そういう要望が強かったのに応えた形なのかなと想像します。

また、積水ハウスやパナホームは太陽光発電や燃料電池などを備えた「省エネ住宅」の販売を本格化するという。

減税政策と原油の高騰と合わせて、「省エネ」と「200年」はさらに普及へ加速しそうな予感がします。


オリンピックのこと。

昨日の柔道、100キロ超級の決勝、石井慧選手は「完全に勝ちにいきました」とインタビューに答えています。
また、異端と呼ばれる21歳の彼は「柔道はスポーツじゃない、戦いだ」とも言っています。
一本をとる「柔道」にこだわる谷本選手のような選手もいれば、石井選手のように、反則のポイントでも勝ちは勝ちと、勝負にこだわる選手もいます。
ヨーロッパに主導権を握られてしまった「ジュウドウ」は、これからますます石井選手のような戦術でないと勝てなくなってくるのでしょうね。
見ていると日本人から見た(個人的な感想です)「美しい柔道」のイメージから遠く離れた別のスポーツのようにも思えます。
「ジュウドウ」と「柔道」それぞれルールを分けて別の競技として存在する日も近いかもしれません。
posted by クリエ at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 法規・法令

2008年08月08日

改正建築士法

080808.JPG先日、神奈川県建築指導課調整班よりはがきが来ました。
今年の11月28日より施行される改正建築士法についての案内です。
周知の内容がほとんどですが、去年の建築基準法の改定に際しての混乱を再び起こさないような配慮とも思えます。

おもな改正点として3点。

建築士事務所に所属する建築士は、3年ごとに定期講習会を受講しなければならない。

設計・工事監理の契約時に、管理建築士または担当建築士が、建築主に対し、書面を交付して重要事項説明を行わなくてはならない。

新たに管理建築士になるためには、建築士として3年以上の実務経験の後、管理建築士講習を受講する必要がある。現在、管理建築士の者は法施行後3年以内に管理建築士講習を受講しなければならない。

と、こんな具合です。
業務内容が少し増えますが、しっかりと対応したいですね。

その他にも、来年5月27日には一定の建築物(簡単に言うと大規模な建築物です)の構造計算・設備設計には法適合確認が必要になります。今まで1級建築士という一つの括りだったのが、より専門分野に分かれるということですね。ちなみに、構造1級建築士は5千から6千名位になるといわれています。

それから、一番期待したいのが、告示1206号の業務報酬基準の見直し。これは士法改正と関連して今回新たにガイドラインが策定されるということです。有名無実と化している現状です。運用面からの後押しを期待したいですね。


話が変わって、オリンピックの話。
昨日の男子サッカー。
アメリカよりも優位に試合を運んでいても、いくらチャンスを作っても、シュートを枠に入れなくては何にもなりませんね。
キーパーと1対1の場面が4回もあったのに、キーパーにボールを触らせもしないなんて。。。
残る2試合はナイジェリアとオランダで、ともにアメリカよりも強豪といわれています。ここでいい試合をして、将来につながる収穫を得てほしいと思います。
posted by クリエ at 09:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 法規・法令

2008年08月03日

建築基準法「改悪」から1年

080803.JPG建築基準法が昨年6月20日に「改悪」されて1年あまりが経ちました。

一般には「改正」基準法ですが、この一年間の影響を影響を考えると、性悪説に基づいた改定は「改悪」といわれても仕方ないでしょう。

具体的に「改悪」の影響は、新築住宅の着工数が施工前が127万戸で施工後が99万戸の22%減、施工面積が1億9千万uから1億4千万uの26%減で、工事費に換算すると8兆円以上減っていることになるというから、実に国家予算の1割を超え、その影響は計り知れないでしょうね。

さらに「改悪」は建て替えや修繕、増改築などもやりにくい状況をつくり上げていたり、古民家など伝統建築などにも影響しています。

この状況で倒産した建設業は08年上半期でも2000件を超えています。

まさに「冬柴不況」といわれる所以です。(大臣変わりましたね、選挙対策で・・・)日本経済に影響を及ぼしたとして謝罪しましたけど、時すでに遅し、まして法が変わるでもないし。

姉歯の事件で国は責任逃れに成功し、さらにその責任逃れの体制をさらに確固たるものしたとも言えるこの「改悪」基準法。
これからも改正建築士法や4号特例見直しなど、少しは慎重な対応が期待されていますが、柔軟で抜本的な見直しを行わないとさらに大変な状況が続きそうです。

≪ 写真は「お口直し」に、冬のファンズワース邸。公式HPより ≫
posted by クリエ at 09:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 法規・法令

2008年07月27日

妻の実家の隣地で工事が始まる

080727.JPG妻の実家は、築20年以上経っています。

20年前は周りにあまり家もなかったということですが、今では家が建ち並び、駐車場や空き地を見つける方が大変なくらいです。

そんな中で、実家の目の前の土地はずっと畑として存在し、明るい太陽の日差しを享受できてきたわけです。

そんなありがたい空間が、いま宅地として生まれ変わろうとしています。家が建ち並べば、日差しや風が遮られるのは明白で、実家の両親も不安げでした。

母は「人さまの土地だからどうしようもないね・・・」と半ばあきらめモードでしたが、近所の中には弁護士に相談して少しでも自分たちに有利に事を運ぼうなんて考えている人もいるようです。

家を建てる方も、好き好んでトラブルを起こしたくはないはずで、法律で定められている最低限のことは守ってくると思いますね。

ただし、建築基準法に適法であっても、いくつか要望を出すことはできます。それは民法で謳われていて、たとえば、次の2つが代表的なものです。

民法234条、建物を築造する場合には、境界線から50センチ以上離さなければならない。これに違反して建築するものに対し、隣地所有者は、その建築の廃止または変更を請求することができる。(以下省略)

民法236条、他人の宅地を観望できる窓または縁側を、境界線から1m未満の距離に設ける者はそれに目隠しを設置しなければならない。(以下省略)

母には、建築図面の提示はこれからなので、その際に上の2つはきちんと守ってくださいと要望を出した方がいいですと話しました。
さらに言えば、給湯機の排気の向きとか、エアコンの室外機の位置など、多少なりとも既存の家に配慮してほしいものですね。

これから先、どんな展開になるのか、見守っていきたいと思います。
posted by クリエ at 11:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 法規・法令