2008年10月29日

高橋尚子引退

081029.JPG昨日、高橋尚子さんがプロとしての走りが出来なくなったということで、現役引退を表明しました。
一ファンとして、やはり切ない感じがしますが、言葉に出すとすれば「お疲れ様」でしょうか。

増田明美さんのコメントが今日の朝日新聞に出ています。
「強くて楽しそうに走る姿が、マラソンのイメージを変えた。私が走っていたころは悲壮感があったが、明るいものにしてくれた」
・・・というように、笑顔で駆け抜けたという印象が強いです。

2000年のオリンピック選考レースの名古屋で日本記録。
その年のシドニーオリンピックで、高低差の激しい史上最大の難コースと言われたところで、オリンピック新記録。
翌年ベルリンで女子マラソン初となる2時間20分を切る世界記録。翌年のベルリンも制した。

振り返ればこのあたりがピークとなってしまったわけですが、彼女の桁はずれな強さが、どこまでも、いつまでも駈けていくような錯覚に陥っていました。きっと復活するんじゃないかって。

彼女の強さは突き抜けていました。

98年名古屋の後に小出監督は「彼女は鉈(ナタ)の切れ味と言えばいいだろうか。今までの女子マラソンのリーダーたちが持っていたカミソリのような鋭さとは違う、別の要素の重さや迫力といったものが潜在的にある。鋭さを強調したこれまでのどんな刃物とも違う切れ味ではないか」と言っています。
シドニーを前に小出監督の表現は「2年だだいぶ磨かれて、切れ味の鋭さ、パワー、重みもさらに増したと言えるのだろうか。まだまだ磨きをかけなければならないけど、名刀と呼べるようになってきたのかもしれない」と言って特別な強さを誇ったいました。(ナンバーより)

そして、シモンとの猛追をかわし金メダル。すごかった。

2005年に小出監督から独立する訳ですが、そのあたりから精彩を欠くことが多く、プロとしてトップでいることの難しさというものを感じていました。名刀を研ぎすぎてしまったのかもしれませんね。

お疲れ様でした。
今度はイベントなどで活躍されること、期待してます!

写真は2000年のナンバーの表紙。8年前ということもあるけど、とっても初々しい感じがします。ただ自分を表現するためだけに走る。そういう純粋さを感じます。



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2008年10月25日

社会保険事務所にいたオヤジ

今日の午後、高津区の社会保険事務所に行って、年金特別便の内容の照合をしてきました。

年金特別便だけでは標準報酬月額が分からないためで、それを確認しないことには、特別便が合ってるどうか判断できなかったからです。結果、合ってました。
合っていて当然のことなのに、合っていて良かったと思うのもどうかと思うけど。。。

で、その時のこと。
事務所に入ると、すでに相談に来ている人たちがいて、衝立で仕切られているのでよく見えないけど、大きな声で、まるで酔っ払いのような話し方で「くだ」を巻いているおじいさんがいました。
ひとしきり「相談」の話は終わったのか、欠陥住宅がどうの、明治維新がどうした、とまるで関係ない話を延々。。。
声が大きいのでとっても不愉快。周りに迷惑をかけているのだから、摘み出して欲しかったけど、不正だらけで評判の悪い社会保険事務所の方々(ここの事務所とは言わないけれど・・・)は、あくまで下手に根気強く話を聞いていてあげていた。なんでも4時間もここで粘っているらしい。。。。大変だ。。。

なんでも簡単な仕事はないですね。
なんて簡単に締めくくって、すみません。

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2008年10月23日

東久留米市が違法建築

昨日、新聞にこんな記事が。

東久留米市が、建築基準法で定められている建築確認を都に申請しないまま、市立第六小学校(金山町1)の敷地に倉庫を建てていたことが21日、わかった。担当課は違法を知りつつ、申請に必要な現状調査の費用を節約するといった理由から建築確認をしなかったという。市は今月、倉庫を解体した。

建てたのは18u程のプレハブの倉庫で、建設費用は65万円。
「節約」したかった調査費用は360万円。
結局、違反建築と指摘され、調査し、確認申請を出すという。
プレハブで良かったと思うけど、取り壊し立て直す費用が27万円だそうだ。

元凶となった施設建設担当課では、認識が甘かった、反省しているとのことだが、税金を結局無駄にしてしまっても、反省で済むのではずいぶんよろしい世界ですね。

しかこの件、学校の敷地にプレハブを建てるためだけに、大げさな費用をかけたくないというのも、もっともな話で、どちらかといえば、そのプレハブが建つことで、避難や防災、はたまた構造強度などの安全性に問題なければ、大目に見てあげても良さそうなものではなかったのだろうか。
どちらかといえば、建築基準法とその運用に柔軟性に欠ける欠陥があったのかもしれないと思いますね。

これも、姉歯シンドロームなのでしょうか・・・・。

裏金をプールする役所もあるかと思えば、ガチガチに法に則らせる行政もあるのは、何とも切ないものです。
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2008年10月21日

重力への抵抗は美しいのか(その2)

考えてみれば、人も自分の体を足で地球に対して抵抗していることで立っている訳ですね。

ぴーいしさん、コメントありがとうです。

コメントにもある大きな梁は、その家のシンボルで、とても重要な存在でしょうね。
梁が自重で垂れてきても、それを調整する手間も家を慈しむ行為として捉えられるような持ち主ならば、そういう家としての主張というか存在は貴重に思えます。

私が先の記事で言いたかったのは、あまりに普通じゃないことはとても大きなリスクがあるのではないかということです。
設計の冒険を、住む人がその冒険のリスクを負うわけですからね。
それを住む人が理解しているかどうか、これは大きな問題です。

きっと、先の記事の2件もしっかり構造計算されていて、大丈夫なんだと思うのですが・・・。

話をガウディーに変えると、サグラダ・ファミリアは天井から鎖のようなものを垂らした形を逆さまにして、重力の流れを検討してあのような形になったようですね。
あれは、私は重力に逆らっているのではなく、従っているように見えますね。グエル公園も然り、植物を観察してできた有機的構造は一種の合理性の上にできているのではないでしょうか。

また、丹下さんの代々木のプール。あれも重力への抵抗の部類かもしれませんが、造形的な美しさと、力の流れが見える合理性が単に抵抗しているとも言い切れないような気がします。

なんだかいろいろ書いていて、とりとめもなくなってきたので、今日はこの辺で。
posted by クリエ at 22:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2008年10月17日

重力への抵抗は美しいか

物体には重さがあります。
体重もそうだし、建築物にも重さがあります。
大まかに言うと、30坪程度の木造住宅で基礎の部分まで入れると50トン位あります。

著名な建築家の中には、重力に抵抗するかのような、言い方を変えれば、まるで重力が存在しないかのような設計をする人がいます。
そういうちょっとした驚きというかマジックを見せることを「個性」としていることに違和感を感じます。

例えば、ちょっと前にテレビで建築の過程を放映していた、建築家Tさん設計の2件の家について。
初めの家は2階建てで、道路に面して1階の壁が一切なかった。どのように構造的に成立しているのか、想像力に乏しい私には分かりませんでした。。。2階はリビングになっていて、端から端まで窓でした。まあ、そこの部分は面剛性が高ければもつかもしれませんが、無理をしていることには違いないと思いますね。あの建物、構造の審査がいらない4号建築物のようですから・・・考えるとちょっと怖いような。。。

2軒目の内部に柱のない平屋の家、大きな鉄骨の梁を外周部に架けて、内部を開放しているのだが、中庭を仕切るたくさんの木製建具は今もきちんと動くのだろうか・・・。そう遠くない未来に、鉄骨の梁は、自らの重みで垂れ下り、窓が開かなくなってくるのではないだろうか。そのあたり、木製なので削ればいいじゃん、位なのかもしれませんが、どうも「出来たその瞬間がよければいい建築物」のようにも思えてしまいます。
いくら構造計算をして成立していても、際どい設計ならば壊れないまでも、いろんな不具合が生まれそうですから。

保守的と言えばそうかもしれませんが、重力に逆らい家を建てることはそう多くの建築家がすることではありませんから、目立ちますね。それを目的としているならば、ちょっと違うかなと思います。

かといって、カチコチ頭では設計はできません。柔軟な発想の中で合理的な設計を目指さねばならないと思っています。その中で美しい建物を造りたいと、私は思います。
posted by クリエ at 21:26| Comment(2) | TrackBack(0) | 計画・意匠・デザイン

2008年10月16日

未来圏からの風

081016.jpg今日でブログの記事を書くこと100回目です。

記念すべきキリ番に、何を書こうか考えて、今まで一番の読後感を持った本の事を書こうと思います。

池澤夏樹さんの「未来圏からの風」

1996年にパルコ出版から出ている本です。
大まかな内容は、池澤さんが世界を旅しながら、科学者たちと「哲学」っぽい話をしたり、星野道夫さんやダライラマ猊下との会話など。

読む前も面白そうだと思っていたけど、読んでみたら、とても大切な本に出会えたような実感があって、こういう本が私の好きな本なんだと思ったのを覚えています。

新たに読む本もいいけど、感動した本をもう一度読んでみるというのもいいですね。

今、並行して読んでいる本は2冊。
この際だから、この1冊も加えてみようと思います。
posted by クリエ at 22:20| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2008年10月14日

リーマン・ブラザーズ 日本法人社員の平均年収4000万円也

リーマン・ブラザーズのアジア・太平洋部門の買収を決めた野村ホールディングスが、日本法人社員約1300人との正式な雇用契約交渉を開始した。・・・というニュース。

へえ〜と思いながら記事を読み進めると、

現時点では、欲しい人材をうまく引きとめている。というのも、野村は買収を決めてすぐに日本法人の社員全員に対し、昨年と同水準の報酬を約束(平均年収は約4000万円)。

年収40,000,000円、さら“リーマン”の年収ってすごいんですね!
知り合いに、リーマン関係がいないので、思いきり言えますが、すごいを通り越して、尋常じゃない高額な報酬をもらっていることに、今、アメリカ発の金融危機が、こういう尋常じゃない報酬を受けている人たちが、その歯車となって引き起こしたこと、と思うとなんだか複雑な気分です。

それでもって、金融危機の回避に税金投入なんて、どうかしているんじゃないでしょうか。なんだか理解不能です。

お金を持っている者が、お金を動かすことで、お金儲けをする。
まあ、はっきり言って好きじゃないです。こういう生き方。
だから、景気を悪くしたりして、縁のない人まで巻き込まないでほしいと思います。

それでいて、40,000,000円ね。。。
なんだか理解不能です。

posted by クリエ at 21:27| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記

2008年10月13日

F1

mp44.jpg自動車レースが好きで、よくF1レースをテレビで観ます。
昨日はF1日本グランプリ。
昨年のような混乱もなく、無事開催されたようですが、レースは荒れました。
チャンピオン争いのハミルトンとマッサがドライブスルーペナルティーで共に後方に沈み、結局マッサが1ポイント獲得でハミルトンはノーポイント、残すは上海とホセ・カルロスの2戦、最後までもつれそうです。

話をレーシングマシンに移すと、ホンダが1964年にF1に参戦した当時は、寸胴型のマシンだったのが、今や有機的に小さな羽根を至る所に装着した、見方によってはグロテスクな姿をしています。
それらの小さな羽根(パーツ)は、全て速く走るため、要するに空気抵抗を減らしながら、地面に車体を押し付ける力(ダウンフォース)を造り出すための物です。

空気の流れを考えながら、F1の車体を眺めると、その意図が垣間見えて面白いのですが、今のF1の車体はあまりにもグロテスク、美しくないです。進化といえば進化ですが・・・。
セナがホンダエンジンで走っていた頃(1988−1992)の頃のデザインが一番美しくて好きですね。
写真は1988年のマクラーレンMP4/4、セナ、プロストで全16戦中15勝し、他を圧倒したマシン。
強く速い車は美しく見えてしまうのかもしれませんね。
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2008年10月08日

姉歯事件でマンション住人が国を初提訴

10月6日、世田谷区と川崎市の2つのグランドステージの住人57人が、国や東京都世田谷区、川崎市の両自治体、指定確認検査機関「イーホームズ」(廃業)を相手取り、建て替え費用など計約10億4500万円の損害賠償を求める訴訟を起したようです。
一連の事件で、国を訴えたのは初めてとのこと。

建て替えの方針を国が決めてから約3年、ようやくここまで来たのか、というのが私の印象です。

そもそも、イーホームズを指定機関に定め、かつ監督責任があり、偽装が容易な計算プログラムを認定してきた「国」が最も重い責任を持たなければならないのではないかと思っていて、今回、この提訴によって、裁判で責任の所在が明らかにされるということで、とても興味深いです。

役人の責任逃れ主義が裁かれるのか・・・、行く末を見守りたいですね。

posted by クリエ at 21:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2008年10月06日

酒屋さんで話したこと

明日、地鎮祭があるので酒屋さんでお酒を買いました。
近所の酒屋さんで、顔なじみで、立ち話に。。。

最近調子はどう?から始まって、年金や政治の話に・・・。
思えば、引退宣言した小泉さんが、自民党をぶっ壊すの大号令のもと、日本中にはびこる規制をぶっ壊したために、困ったことになってしまった業種の一つに酒屋さんというのがあったなあと思いだした。

確かに、今ではスーパーでお酒も買えて便利な面もあるけれど、お酒を売る当事者としてはとても困ったものなんですね。
その酒屋さん、小泉さんを恨んでましたね。

そういう小泉は、親ばかといえども息子を政治家にする云々、全くあれじゃ政治家じゃなく、政治屋さんだねなんて愚痴も出てしまったり。

それから、年金の話で、氏名をカタカナで表記していたおかげで、人違いされそうになった話を聞きました。
「一」と書いて、ハジメじゃなくって、俺はイチなんだよ。
カタカナでしか書いていないから、本当の名前を伝えても、俺の記録を出してくれなかったんだ。。。そもそも、イチなんだから、ハジメと書いちゃダメなんだよ。。。
社会保険庁のいいいい加減ぶりに、あきれ返るばかりで、いったいこの世の中どうなってしまうんだろうねぇ〜、なんていいながら「奉献」と書いていただきました。

明日は地鎮祭、天気もまあまあみたいだし、いい日になりますように。
posted by クリエ at 22:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記