2008年09月30日

翔ぶが如く

080930.jpg司馬遼太郎さんの、明治の初めから西南戦争のが終わり、大久保利通暗殺までを書いた歴史小説です。
全10巻。司馬さん最長の作品だそうです。

私は、読むのが遅いもので、読破するのに2年かかりました。。。
(遅すぎです。。。)

おもな登場人物は、西郷隆盛と大久保利通。
そのほかに、たくさんの人物が出てきます。
明治の始まりとは、あんなふうに始まり、士族の最後はあんなふうに終わったのか・・・なんてことが、司馬さん独特の俯瞰的視点で面白く読むことができます。

読書においては、司馬さん作品の読破が当面の目標。
次は「坂の上の雲」を読んでみようと思ってます。
これも長編、全8巻。
今度は読み終わるのがいつになる事やら・・・。


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2008年09月26日

中山国土交通大臣は辞めるべき

薩摩の殿様、島津斉彬から頂いたであろう、名前が泣いていますよ。

失言3連発!
あれは「失言」などではなく「本音」ですね。
本音の持論だから、一層たちが悪いと思います。

中山氏自身の持論を展開したはずが、世間では「失言」として受け取られただけだろう。
本人は、周囲から指摘されて初めてまずいことを言ったと気がついたのだろう。そもそも、言っちゃまずいことくらい、言わないことくらいはできるだろうから。。。

成田空港問題の話、民族の話、日教組の話、どれもこれも、居酒屋で飲んだくれているオヤジじゃあるまいし、そこまで不適切である人物を税金を使って大臣として雇うことはないのではないだろうか。
公人として著しく失格、と思うわけです。

省の役人たちは、中山氏みたいな人が、省の頭になったところで、何が変わるわけでもなく、役に立たないならば、せめて邪魔だけはしないでくれ、くらいの事を言っているかもしれません。
それでは、無駄遣い天国の改革なんて出来やしませんから。。。

中山氏を任命した麻生氏も不適切者、先の集中豪雨で被害にあったところが、名古屋じゃなかったからよかった・・・レベルですからね。。。それから、アルツハイマー・・・っていうのもありましたね。

国会議員たるもの、せめて、せめて、並に適切であってほしい。
宮崎県の皆さん、中山氏の審判、よろしくお願いしますよ。
国元から大臣が出たなんて、名誉でも何でもないんですから・・・。
それよりも、恥ずかしくない人を選出してほしいと思います。
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2008年09月23日

K.O 7

080923.JPG日本を代表するカーデザイナーのケン奥山氏デザインの、ハンドメイドの車が発売されます。

以前、何かの番組で海外のモーターショーに出品する過程を番組で紹介していました。その時の車が限定99台生産、発売されるようです。

2人乗り、オープンで、ドンカーブートのようなスタイルです。
完全受注生産で、オーナーそれぞれにカスタムするそうです。
プライス1950万円から。かなり値が張りますが、絶対手にしたいという人が、世界中に99人居ればいいことなので、そこはおそらく順調に売れてしまうんでしょうね。。。
少なくとも、夢はたくさん詰まった車だと私は思います。

先の番組で、印象的なシーンがありました。
車のボディーはアルミの削り出しとカーボンという逃げのきかない仕上げのところ、どうしてもアルミのボディーが上手くいかず、穴を開けてしまった・・・。
出展まで時間がない、考えた挙句、スタッフは穴を溶接して埋めてごまかそうとした・・・。
そのことに気がついた奥山氏は、この車のスペックはすでにリリースしてある。それを裏切ることの方が、リスクが高いんじゃないのか?俺はそう思うよ。といった。
結局、何とか間に合わせ、好評を得るのだが、きっとそこを乗り切るのが山だったんだろうなと思いました。

そんな大変な造りの車を99台も作るなんて、スタッフはどんな心境なんだろうか。

そして、このK.O7に乗るのはどんな人なのでしょうか。

11月1日から受注だそうです。乗りたい方は→こちら
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2008年09月20日

風車ビル

080920.JPGドバイはなんでもありのようです。

イタリアの建築家、ディビット・フィッシャーが考えたうねるビル。

80階建てで、総工費7億ドルで、ワンフロアごとに独立してくるくると回るんだそうです。。。
遊園地のアトラクションじゃあるまいし、こんなのありといった代物。
まだ完成してるわけじゃないけど、ちゃんと完成してほしいです、壊れないで・・・。
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2008年09月18日

Waltz for Debby

080918.JPG「ワルツ・フォー・デビイ」

1961年にニューヨークのヴィレッジ・ヴァンガードでの録音されたビル・エヴァンスのジャズの名盤です。

私が持っているのは、レコードではなくCDなので擦り切れることはありませんが、もう何度聴いたことか分かりません。
今でも仕事中によく流しています。

アルバムの詳しいところは専門家に任せておいて、とにかく何が良いかといえば、かっこいい、美しい、最高なわけです。
ライブ録音なので、グラスの擦れる音なのか、カチャカチャという音が入っていて、それがまたいい雰囲気をつくっています。

こんな最高な音楽をライブで立ち会えた人たちは、きっと生涯の自慢だったでしょうね。

ちなみに、当時の日本のヒット曲を調べてみたら、

石原裕次郎&牧村旬子「銀座の恋の物語」
坂本九「上を向いて歩こう」
村田英雄「王将」
西田佐知子「コーヒー・ルンバ」
植木等「スーダラ節」

だそうです。

時代、ですね。
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2008年09月17日

汚染米

080917.JPG中国もメラミン入りのミルクで大変のようですが、ここ日本も、もはや中国がどうのこうのと言ってられなくなっています。

とどまることを知らない食品偽装。
恐らく今までで最悪の偽装事件が汚染米でしょう。
そもそも農水省は何をやっていたのか・・・。
農水省は汚染米を世間に出すのだから、その流通経路をしっかりと監督する義務があるはずで、農水省の責任は極めて重いと思うわけです。

三笠フーズをはじめ、安いコメを高く売りさばいた悪徳業者が悪いのは当然だけど、農水省の監督不行き届き、この責任は国がとるべきだと思います。

そして、これが氷山の一角でないことを祈りたいです。

≪写真は三笠フーズの社長。先入観を持ってみると、相当の悪人顔に見えてしまうから不思議です≫


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2008年09月16日

リーマン・ブラザースの破綻

080916.JPGアメリカ史上最大の倒産が起きました。

負債総額6千130億ドル。・・・桁が大きすぎて実感がありません。

原因はサブプライム問題になるのでしょうが、そもそもサブプライム問題が理解に苦しむところではあります。

低所得者向けの住宅ローンということは分かりますが、そのローンは、借りてから数年経つと、支払額がぐんと増える仕組み。
ローンを組ませるだけ組ませて、あとは知らんと、言わんばかりではないですか。
それとも、好景気に沸くアメリカでは皆、楽観的だったのでしょうか。

金融のことはよく分かりませんが、結果的にこうなることは見え見えで、不動産証券バブルが弾けるまでの間、稼げるだけ稼ごうということだったのではないかと思えてしまいます。

バブルもバブル崩壊も、仕組まれていて、なんとなく帳尻合わせのような気もします。

このリーマン破綻がメルトダウンの始まりでないことを願うばかりです。

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2008年09月15日

コウモリくんのうんち

080915.JPGだいぶ前ですが、コウモリの事を書きました。(→こちら

出すか出すまいか迷いましたが、これが我が家のバルコニーに落ちているコウモリくんのウンチです!

この写真のが標準的な量で、今年は仲間を連れてきたのか、時々2倍くらいの量が落ちている時があります。。。

「おい、ちょっとイイトコあるんだぜ」なんて、うちの軒裏にお誘いしているのかも。

そろそろ涼しくなって、コウモリくんも来なくなってしまうのかな。
そう思うと、ちょっと寂しかったり。
そして、来年も来てほしいなんて思うわけです。
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2008年09月14日

両手のないバラフライ

パラリンピック、もうすぐ終わります。
本家オリンピックと比べると、露出度が低いのが残念ですね。

ニュースで日本の小山恭輔選手が、男子50メートルバタフライで銀メダルを獲得したレースの映像を見たとき、驚きました。
手前から2番目の選手が、両腕がなくてバタフライをしていたんです。
よく見えなかったけど、確かにないように見えました。
決勝のレースなので、遅れることなく集団のなかで競い合っていました。

なんという選手か分かりませんでしたが、なんだかすごく感動。
ある意味、オリンピックより、パラリンピックのほうがスポーツの美しい所がよく表れているのではないでしょうか。

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2008年09月13日

50Hzと60Hz

シックハウスの24時間換気で、換気扇の能力を調べていた時、50Hzと60Hzで能力が違うことに気がつきました。

50Hzのほうが60Hzより5%位能力が低いんですね。。。

そもそも、狭い日本で2つの周波数が存在するかというと、明治時代に発電機を輸入したとき、関東はドイツ式の50Hzで、関西はアメリカ式の60Hzのものを取り入れたからだとか。

その狭い日本で、どのあたりが境かというと、だいたい糸魚川あたりで、一部混合地区があるのだそうだ。
どちらの周波数でも使える家電と、そうでない家電があるから、その境界付近で生活している人たちはさぞかし大変ではなかろうか。
隣町に越したら洗濯機や電子レンジが使えなくなったとか・・・。

専門的なことは分かりませんが、たった10Hzの差、何とかならないものでしょうかね。
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2008年09月12日

積水ハウスに工事停止命令

広島市で、積水ハウスが軽量鉄骨造のアパート2棟を、建築確認をしないまま建築し、完成間近なところで広島市の職員が発見し、工事停止命令を受けていたそうです。

今年5月に着手し、7月にバレ、8月に停止命令を受け、完成間近なアパートを取り壊し、確認申請を提出し、9月5日に許可を受け、新たに建築を始めるという。

・・・なんてことでしょうね。
担当の建築士も、いけないことと分からないはずもなく、相当のプレッシャーを受けた末のことなのか、どうか知りませんが、かなりおかしな社内体制だったということは想像に難くないと思います。

それが、建築士一人の処分になるらしいので、恐ろしい仕組みだなあと思いますね。
まるで捨て駒です。

解体して建て直す、積水ハウスもピンチをチャンスにといわんばかりのデモンストレーション。
・・・これもどうかなと思いますね。

また、積水のコマーシャルの規模が大きいためか、メディアで報じられないのも、一流メーカーの証ということでしょうか。
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2008年09月11日

新世紀へようこそ

911.jpg2001年9月11日、アメリカで同時多発テロが起きました。

テレビの映像を眺めながら、本当にこれが現実なのかと疑いたくなるような衝撃、今でも忘れません。

そのような衝撃的な出来事も、今日の朝日新聞には何の関連記事も出ていませんでした。
国民の事を忘れて、政治ゲームに没頭している某政党のことは色々書かれていましたが、そういうものなのでしょうか。。。

タイトルの「新世紀へようこそ」とは、先の日記で書いた「イラクの小さな橋を渡って」の著者、池澤夏樹さんが2001年9月24日から書かれたメール形式のコラムです。
2003年の5月まで、100回にわたって書かれていて、読者との意見交換などもされています。

7年前のコラムですが、改めて読んでみるのも良いかもしれません。コラムはネットで読むことができます。
サイトは→こちら


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2008年09月10日

崩壊被害

080909.JPG8月28日の大雨で、八王子市の住宅一棟が土砂で押し流されて倒壊したのをニュースで見た方も多いと思います。
昨年8月に越してきて1年足らずで、あの惨事。流されなかった家にも大量の土砂が家の中に流入していて、とても住めそうな状態ではなく、住んでいた方にはかける言葉もありません。

昨日、朝日新聞にこんな記事が出ていました。
ジバラノジバン・・・崩壊被害、責任は所有者。。。
土砂崩れが起きた場合、その責任はその土地の所有者にある。とまあ当たり前(そうな)ことが書かれています。

しかし、八王子の場合はそうなのでしょうか?
建売住宅を購入して、山が崩れたら、天災だったから仕方ないで済むのでしょうか?
行政は適法に設計された造成だったので許可した。まれに見る大雨で予期せぬこと、天災で仕方ない、となるのでしょうか?
建売住宅を販売した側の責任は?

所有者といえど、1年前に念願の家を手に入れた購入者でもある訳で、責任や保証がどうなるのか気になります。

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2008年09月09日

桜木町の落書き その2

0809092.JPG今日、関内まで用事があったので、帰りに桜木町で降りて、改修されるという壁を観てきました。

壁には改修の墨がドット状に書かれ、準備が進んでいるようで、ドットがオーバーラップされたのもまた面白い感じでしたね。

端から端まで観てみようかなと思いましたが、途中であきらめて引き返してきました。。。

作品で面白いと思ったのは、風神雷神をもじったアートで、アルファベットを崩した雲に乗ってスプレーしているもの。
なかなかひねりが入っていて良かったです。
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2008年09月08日

お寺の屋根がチタンに葺き替え

080908.JPG浅草寺本堂の屋根がチタン製の河原に葺き替えされるそうです。

工期は2009年2月から2010年11月。
使用されるチタンの量は15トンで、施工面積は3096u。
なぜチタンにしたかといえば、重い日本瓦に替って軽いチタン瓦は耐震性に優れ、かつ耐久性もすくれたものであるからということ。

実際、日本瓦は約50kg/u。チタン瓦は上の数字から計算すると10分の1の5kg/uとなります。
ちなみによく使われている軽い屋根の代表格のコロニアル葺きは18kg/uです。

自転車でも重い荷物を載せて運転するとバランスをとるのが難しくなるように、屋根も重たいと揺れに弱いのは当然、軽くなればそれだけ地震に強くなりますね。

建築基準法では、木造住宅の簡易的な計算で使われる係数があって、それによると重い屋根は軽い屋根にい比べて約4割の壁を余計に設けなくてはなりません。それだけ重い屋根は構造的な負担になるということです。

日本瓦の浅草寺が見られるのは来年2月まで。チタンに替ってどんな姿になるのか興味があります。

≪ 写真はウィキペディアより、浅草寺本堂 ≫
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2008年09月07日

桜木町の落書き

080907.JPG旧東横線の桜木町から高島町駅の間の1キロに及ぶ164面の落書きが改装されるという。

正確にいえば今は落書きではなく、横浜市が公募したアーティストの正々堂々たる作品で、今後もその路線を継承するのだそうです。

新聞によると、1970年代、ロコさんという横浜のアーティストが描き出したのが始まりらしいです。
ロコさんの壁画は、いまその壁になるのか分かりませんが、時々街で見負けますね。

その後、落書きは加速して、私が知っている1980年代後半にはすっかり埋め尽くされていたような記憶があります。
当時はまた立派な犯罪で、新たな作品を描くために、前の壁を塗り潰し、自分の作品を素早く描く。そんなふうにしていたということを聞いたことがあります。

そんな歴史があって人々に支持されてきた落書き、新しくなってきれいさっぱりじゃなんだか雰囲気が出ないような気がしますが、どんな感じに生まれ変わるのか、楽しみでもあります。

≪ 写真は今日の朝日新聞、31面。上の写真、3枚を合成して作られているそうで、道の反対側から撮影したのでしょうか。車がいない風景は、なんだか不思議です。 ≫
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2008年09月06日

イラクの小さな橋を渡って  読後感

昨日、あれから読み返してみました。

写真入り、しかも薄い本なのであっという間に読めてしまいます。

池澤さんが滞在した2週間足らずの間に見たイラクは、とても好意的な印象で、少なくともアメリカやイギリスをはじめとする国際社会が非難するような国には見えなかったようです。

政治の世界から見た場合には違ってくるのでしょうが、アメリカの都合からすれば、アラブ社会のコントロールのためとか、ネオコンの都合とか、武器商人の都合とかいろいろある訳ですね。
戦争中の大統領の支持率は上がるというのも魅力的なはずです。

政治によって引き起こされる戦争は、いつでもいかなる理由でも間違っているはずで、どんな理由があっても戦争を正当化はできないでしょう。

そんな当たり前のことが当たり前でないことへの静かな怒りを、池澤さんは語っているような気がします。

人類はこの先、戦争が答ではないことを理解できる時が来るのでしょうか。
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2008年09月05日

イラクの小さな橋を渡って

080905.JPG大好きな作家のひとり、池澤夏樹さんの本です。
2003年1月25日初版。

そのたった2ヶ月後、アメリカはイラクに大量破壊兵器があるとの嘘をでっち上げ、戦争を始めました。
この本は、その前の年、2002年の10月末に池澤さんがイラクを訪れた時の事を書かれています。
2002年の初めに、アメリカのブッシュ大統領はイラクを悪の枢軸国家と非難しているので、当然当時のイラクは開戦前夜の雰囲気であったろうに、そこに住む人々は、明るく人懐っこく、恐ろしく親切とある。
池澤さんは言う「もしも戦争になったとき、どういう人々の上に爆弾が降るのか、そこが知りたかった」と。
・・・本の最後はこう結ばれています。
「まだ戦争は回避できるとぼくは思っている」

しかし、結局戦争が起こされたくさんの人々が死んでいきました。

9・11を前に、この本を今一度読み返してみようと思います。
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2008年09月04日

エシェリックハウスが味わいならば・・・

080904.jpgこちらはインパクトの部類ですね。

北京オリンピック開催に向けて竣工予定だったのが、作りが複雑なために工期が遅れ、外部のガラスだけ貼り付けて完成風に仕立てたという、CCTV(中国中央電視台)本社新社屋!

ざっくりした造形のためあまり大きくないようですが、高さ234m、延べ46万u也。

設計したのはオランダのレム・コールハース氏率いるOMAです。
OMAはこうしたインパクトのある建物を数多く設計していますが、単なる流行りではなく、どこか知的な感じがするところが好きですね。

重心が建物の外部にあるという斬新さ、中国の施工精度がどこまでなのか分かりませんが、ねじれに耐えきれず、倒れないことを願います。


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2008年09月03日

ルイス・カーン エシェリックハウス

080903.JPGルイス・カーン。1901年、当時のロシア帝国のエストニア地方サーレマー島生まれで、両親はユダヤ人で、1906年にアメリカに移住してきました。

彼は、ミース、ライト、コルビュジエのいわゆる3大巨匠と世代は違うものの、美しく力強い造形美はしばしば最後の巨匠といわれています。

建築を学び始めたころは、ミースのファンズワース邸のような「これって家なの」というようなインパクトのある作品が“単純に”好きだったような気がします。
日本でいえば安藤さんの「住吉の長屋」のような作品ですね。

しかし、斬新な実験的住宅の衝撃に気を取られることなく、図面を読む力が少し付いてくると、図面を味わうことができるようになってきたようで、好きな作品群が徐々に変わってきて来ました。

中村好文さんの「住宅巡礼」という本に、カーンのエシェリックハウスが紹介されていています。

このエシェリックハウス、13mx9mの小さな住宅ですが、噛んでも噛んでも味の消えないスルメのような作品といったら失礼ですが、とても味わい深く、大変好きな作品です。
実物を見たことはないのですが、図面や写真を見て、すっかり頭の中にその家は存在しているほどです。

なにがそんなに良いのかというと、住宅のようでない外観でありながら、窓や仕上げの構成がとてもかっこいい。中の空間構成もシンプルで使いやすく、開放的でいい。などなどなど。
竣工が1961年ですから、かれこれ半世紀前の作品ですが、いまも珠玉の輝きを放っていることには間違いありません。

私も「これって家なの?」のような家ではなく「味わい深い家」の方を向いて設計していきたいと思っています。

≪ 写真はカーンによるエシェリックハウスのスケッチ ≫
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